聖書

聖書の10の災いについてまとめ

聖書の中で10の災い、10の災厄と言えば、エジプトにもたらされた災厄の記述を指します。

一つ一つの出来事と、その意味などをまとめていきます。

他の聖書の名言に今日がある方はこちらをご覧ください

聖書の名言集。シチュエーションごとに使えるフレーズまとめました

 

聖書における10の災いの記述

第一の災い:ナイルの水が血に変わる

 

記述:出エジプト記7:19-21

ナイル川が血に変わる災厄で大ダメージを受けたのは、ナイル川を商売に使っていた人々でしょう。漁師さん大ダメージです。エジプトでは魚が良く食べられていたようで、エジプトを出たイスラエル人たちがエジプトで食べていた魚を切望したことからも、ナイル川壊滅による経済的打撃はかなりのものだったことがうかがわれます。(民数記11:5

ナイル川が血に変わる災厄で大ダメージを受けたのがもう一人。ハピさん。誰ですかそれ?ナイル川の神とされる存在です。ナイル川の神なのにナイル川を守り切れなかったという歴史的敗北を記録。

 

第二の災い:かえる

記述:出エジプト記8:5-14

水の女神ともカエルの女神とも言われるヘクト(ヘケト)。カエル大暴走でカエルの女神どこ行った?カエルのコントロール権を持って行かれて大敗北を喫した次第です。

カエルが大量派生したらどんな害があるのかとググってみたら、「気持ち悪い」と言う意見がほとんどで他に害はないように思えます。精神的被害が多いんですね。

 

第三の災い:ぶよ

記述:出エジプト記8:16-19

ここの記述の時に、エジプトの魔術師たちがマネできなったという記載があります。エジプトの神トト(トート)は魔術をつかさどる神とされていましたが、エジプトの魔術師たちが同じことをやってのけれなかったことで格下であることが判明。

このぶよなんですが、翻訳が色々、蚊、シラミ、ノミとか、あとはすなばえなど。現代の分類学上では言語のヘブライ語でどの小型昆虫を指していたのかよくわからないようですが、「ブヨが出て人間や動物を襲った。」と言う記述が出エジプト記8:17にみられるので、人間と家畜に害を及ぼす小型の昆虫であることはわかる。現代日本語のブユ(ブヨ)、ブユ科の昆虫なのかは不明。そここだわりすぎても意味がないのでここまでとします。

ちなみにブヨは蚊よりもかゆいらしい。大量発生するとかゆいしイラっとくる。そこまで大きな害ではないですね。

 

第四の災い:あぶ

記述:出エジプト記8:23、24

1-3の災厄までは、魚食べれなくなった、きもいカエル大発生、小型の昆虫大発生でうっとおしい。と言うどちらかと言えばめんどくさい災いでしたが、耐えることはできます。災いは順番が重なるにつれてエキサイトしていきます。4つ目はアブ大発生。それもイスラエル人が住んでいたゴシェンの地は被害を免れると言う自体発生。

またブヨと似たようなネタになりますが、このアブと翻訳されている昆虫も、度の昆虫を指しているのか少々不明なようです。他の訳ではカブトムシ、いぬばえ、ぶよ、はえ等。出エジプト記8:24の記述によれば「アブの大群がファラオの家,家来たちの家,エジプト全土を襲っていき,国はアブによって荒らされた。」。ぶっちゃけ、どう荒らされたのかは書いていないからこの昆虫は特定しにくい。

この第四の災いからエジプト人の身を災厄が襲うようになると言う自体に変わっていっている。それ以外第三のブヨと第四のあぶの被害の違いはよくわからない。本当吸血系のアブだったらかなりうっとおしかったことだろう。

 

第五の災い:畜類を襲った疫病

記述:出エジプト記9:1-6

馬,ロバ,ラクダ,牛,羊が恐ろしい病気になる。そして死に至る。これはかなり大損害ですね。ここでぼろ負けをこうむったのが雌牛の女神ハトル(ハトホル),アピス,天空の女神ヌート(ヌト)家畜守れませんでした。エジプトの皆さんすみません!!と言う感じでしょうかね。

 

第六の災い:はれ物

記述:出エジプト記9:8-11

うみの出る腫れ物が人間と動物に生じた。今回のボコられキャラはトト,イシス,プタハなど,いやす力があるとみなされた男神や女神です。トトさんまたここでもやられてますね。、能力がないからしょうがないですね。

ここもそうなのですが、古代エジプトで起こったことで現代のどの病気とか特定することは難しいです。情報が少なすぎます。腫物と膿が出ただけです。

 

第七の災い:雹(ひょう)

記述:出エジプト記9:22-26

自然力を支配しているとみなされた神々,例えば,稲妻を制御していると考えられていたと思われるレシュプや,雨や雷を支配していると言われていたトトなどを辱めました。またここでも出てきましたトト。何度ボコられたら気が済むのかと言うくらい壊滅的被害を受けておられます。

雷とひょうと火を地上に送った。とありますが、日を送ったにしては火事の記述がないので、この火と言うのは激しい稲妻だったのではないかと言う考えもあるようです。

この主に雹の被害としては、出エジプト9:31で亜麻と大麦は台無しになった。と言う記載があり、作物がやられて大ダメ―ジのようです。

雹の嵐って大したことないんじゃないかとおっしゃる方は以下の動画をご覧ください。

 

第八の災い:いなご

記述:出エジプト記10:12-15

イナゴの襲撃によって農作物が大ダメージ。収穫の神としてエジプトであがめられていたのが豊饒の神ミン(メネウ、メヌ)

第四の災い以降イスラエル人の住むゴシェンの地は災いが及ばないようになっているというバリア状態。イナゴの動画見てみました。

これ、虫嫌い死ねるレベルですね。虫が特別嫌いではなくてもこれを食らったら虫が嫌いになりそうな映像です。

いや、これは大ダメージですわ。作物的にも精神的にも。こう見てますと10の災いは精神的苦痛を感じるものがかなり多い気がしますね。

 

第九の災い:闇

記述:出エジプト記10:21-23

真っ暗になることですかね。詳細情報が記されていないので断片的にしかわかりませんが、お互いの顔もわからないくらいの真っ暗、3日間ずっと真っ暗ではランプとかロウソクでは歯が立たないのでしょう。イスラエル人が住んでいる所には光があったと言う記述。わかることは3日間真っ暗になったことです。

*** 洞-1 608ページ 神々(男神,女神) ***
闇の災厄で恥辱を被らされたのは,ラーやホルス,および月の神で,太陽や月や恒星の組織者でもあると考えられていたトトのような種々の太陽神でした。

太陽の光を遮断する力が関係しました。三日間皆既日食で真っ暗よりも真っ暗ですかね。皆既日食経験したことないから分かりませんけど。

 

第十の災い:長男の死

記述:出エジプト記11:4-7

エジプトにいる長男は全て死ぬ。王座に座るファラオの長男も,ひき臼をひく女奴隷の長男もである。家畜の初子も全て死ぬ。エジプト全土で,これまでになく今後もないような大きな叫びが上がる。しかし,イスラエル人については,人や家畜に犬がほえることさえない。そしてあなた方は,エホバがエジプト人とイスラエル人を区別できるということを知るだろう』。

エジプトの長男、家畜までも被害をこうむりましたが、イスラエル人やその家畜は無事でした。

*** 洞-1 272–273ページ 初子,長子,初子 ***
エジプト人の間で初子は太陽神アモン・ラーに神聖なものとしてささげられました。この神はすべての初子の守護神とみなされていました。エホバがエジプト人にもたらされた十番目の災厄はこの神の信用を失墜させ,アモン・ラーには初子を保護する力のないことが暴露されました。

 

聖書の10の災いの意味

古代における宗教戦争です。それも人間と人間ではなく、神と神の戦いです。エホバvsエジプトの神々。上記の解説でも一つ一つの災いがエジプトの何を司る神との対決であったのかを記しています。

何その超ファンタジー?と思われますかね。聖書ってこういう記述から人間の普遍的な必要に対する鋭い考察まで多種多様な情報に満ちています。

聖書をさらに理解したい場合、まずどの聖書を読むかを考えます。え?どの聖書を読むか選ぶ必要があるんですか?と言われそうですけど、

聖書の翻訳本はたくさんあるんです。どの聖書を読めばいいのか参考として以下の資料をお勧めいたします。