悪霊,  聖書

聖書で悪霊を追い出せるか?

いきなり答え言いますね。

物理的な意味で聖書持っていたら守られるとかないですし、

聖書が悪霊退散の最強の武器になるとかないですね。

 

聖書は最強の武器だとか、聖書は悪霊退散に役に立つとかいう人は、

聖書の内容に反していますね。

かなりやばい人ですわ。

聖なるアイテムとか道具とか真面目に言ってると、ちょっとゲームの世界観爆裂させてるなぁと思ってしまいます。

 

とりあえず聖書と悪霊に関してまとめていきますか

 

聖書中に出てくる悪霊

悪霊の定義

超人間的な力を持っている,目に見えない,邪悪な霊の被造物。

 

悪霊はどのようにして悪霊になったのか

「さて,人が地上に増え始め,娘たちが生まれると,真の神の子たちは,人の娘たちが美しいことに気付くようになった。そして気に入った女性たちを妻にしていった。」-創世記6:1,2

天使の一部がノアの生きていた時代に人間の女性に惹かれて妻にしていった。

 

「また,本来の立場にとどまらずに自分の居場所から離れた天使たちを,永遠の鎖で縛り,刑を執行する大いなる日まで濃い闇の中に閉じ込めています。-ユダ6 

ユダ書は西暦1世紀に書かれた書物で、この当時すでに天使の一部は閉じ込められていた。ここで生じる疑問は、それが起こったのはいつ、だれによって、どこに閉じ込められているのか?

 

「そして,捕らわれている天使たちの所に行って知らせを伝えました。 その天使たちはノアの時代に不従順だった者たちです。」-ペテロ第一3:19,20

1世紀に書かれたペテロ第一の手紙の中に答えがあります。ノアの時代に人間の妻をめとった天使は神に不従順、つまり天上界では違法行為だったようです。

さらに、この捕らわれている天使たちへの知らせは刑執行に関する知らせという意味のようです。

 

「イエスは,「あなたの名前は何ですか」と尋ねた。男は,「レギオンです」と言った。多くの邪悪な天使が彼に入り込んでいたのである。邪悪な天使たちは,底知れぬ深みに去っていけとは命じないでください,と嘆願し続けた。」-ルカ8:30,31

悪霊たちは底知れぬ深みに落とされることを恐れていた。

 

悪霊たちがとらえられている場所タルタロス

「神は,罪を犯した天使たちを処罰しないでおくことはせず,タルタロスに投げ込み,刑の執行のために濃い闇の鎖で縛りました。 」-ペテロ第二2:4

神が悪霊を捕らえた。投げ込まれた場所の名前はタルタロス。

 

タルタロスとは「罪を犯した天使たち」が異教の神話に出てくるタルタロス(劣った神々が入れられる地下牢および暗闇の場所)に投げ込まれたという意味ではない。不従順な天使たちは神によって卑しめられ,天での持ち場や務めを失い,極めて深い精神的暗闇の中にいて,神の輝かしい目的を認識できない状態にある。彼らの行く末も暗く,聖書によれば,彼らの支配者である悪魔サタンと共に永遠に滅ぼされることになる。従ってタルタロスは,反逆した天使たちの最も低く卑しめられた状態を指している。啓示 20章1‐3節で述べられている「底知れぬ深み」とは違う。

 

「私たちは戦っているからです。人間とではなく,政府や権威,この闇の世の支配者たち,天にいる邪悪な天使の勢力と戦っています。」-エフェソス6:12

1世紀当時のパウロが書いたエフェソス人への手紙の一文。邪悪な天使が牢獄のような場所に収監されていたとしたら、パウロは何と奮闘していたのかがわからなくなる。タルタロスとは場所ではないことの一つの証拠。

 

聖書中の悪霊の名称

「さて,真の神の子たちが来てエホバの前に立つ日となった。サタンもそこに来た。」-ヨブ1:6

「これを聞いてパリサイ派の人たちは言った。「この男が邪悪な天使を追い出すのは,邪悪な天使の支配者ベエルゼブブの力によるのだ」。 」-マタイ12:24

邪悪の例の支配者ベエルゼブブ。邪悪な天使の支配者の記述は聖書の他の箇所でも出てきます。そこではサタンと名前が出てきます。サタンとベエルゼブブは同一の存在です。

 

「これはイエスが,「その人から出なさい,邪悪な天使よ」と言っていたからである。しかしイエスは,「あなたの名前は何ですか」と尋ねた。男は,「レギオンです。私たちは大勢いるからです」と答えた。 そして,邪悪な天使たちをその地方から追い出さないようにと繰り返し嘆願した。」-マルコ5:8-10

悪霊は自分のことをレギオンと呼びましたが、軍団<レギオン>というのは彼の実名ではないようです。これは,この男性が多くの悪霊に取りつかれていることを示す表現だったからです。もしかしたら,この悪霊たちのうちの首領が,この男性に自分の名前は軍団<レギオン>だと言わせたのかもしれません。西暦1世紀のローマの軍団<レギオン>が普通は6,000人で構成されていたことを考えると,かなり多くの悪霊たちがかかわっていたことがある程度推察できるかもしれません。

 

悪霊の影響

「群衆の1人が答えた。「先生,息子が邪悪な天使に取りつかれて話せないので,あなたの所に連れてきました。その者はいつでも息子を襲うと地面にたたきつけ,息子は泡を吹き,歯ぎしりして,ぐったりしてしまいます。あなたの弟子たちに,追い出してくれるよう頼みましたが,できませんでした」。 」-マルコ9:17,18

「邪悪な天使は人から出てくると,水のない土地を通って休み場を探しますが,見つかりません。  そこで,『出てきた家に戻ろう』と言います。着いてみると,誰もいませんが,きれいに掃かれ,飾り付けられています。そこで出ていき,もっと邪悪な天使7人を連れてきて,中に入って住み着きます。こうして,その人の最終的な状態は最初より悪くなります。この邪悪な世代もそうなります」。」-マタイ12:43-45

「イエスが陸に上がると,そこの町の人で,邪悪な天使に取りつかれた男がイエスに会った。男はかなり長いこと服を着たことがなく,家ではなく墓場に住み着いていた。 」-ルカ8:27

邪悪な霊は人にとりつく。

「邪悪な天使から解放され病気を癒やされた女性たちもいた。邪悪な天使7人を追い出してもらった,マグダレネと呼ばれるマリア」-ルカ8:2

一人の人間に聖書中では最大7人悪霊がとりついていたが、限度はよくわからないですね。一人につき最多でいくつの悪霊がとりつけるかの実験とかできそうにないしやりたくもないです。

 

とりつかれた人はどうなるのか?

「この人たちが去っていくと,邪悪な天使に取りつかれて口が利けない男性が連れてこられた。 」-マタイ9:32

「その時,邪悪な天使に取りつかれた,目が見えなくて口が利けない男性が連れてこられた。イエスが治すと,その男性は話したり見たりできるようになった。」-マタイ12:22

悪霊にとりつかれると口がきけなくなったり目が見えなくなったりする。

 

「「主よ,息子に憐れみをお掛けください。息子はてんかんがあり,ひどい状態です。何度も火の中に倒れ,何度も水の中に落ちます。 」-マタイ17:15

「それから,イエスが邪悪な天使を叱りつけると,その子から出ていった。その時,少年は治った。 」-マタイ17:18

上記の二つの文は同じ出来事内の記述です。つまりとりつかれた少年は邪悪な天使に体をコントロールされていたようです。

 

「イエスが舟を下りてすぐ,邪悪な天使に取りつかれた男が墓場から出てきてイエスに会った。この男は墓場に住み着いていて,その時まで誰一人として,鎖を使っても縛り付けておけなかった。足かせと鎖でたびたび縛られたが,鎖を引きちぎり,足かせを打ち壊してしまった。誰にもこの男を従わせる力がなかった。この男は昼も夜も絶えず,墓場や山の中で叫んだり,石で自分の体を傷つけたりしていた。」-マルコ5:2-5

鎖を引きちぎるって、どれだけ老朽化した鎖使ってたんだろうかと疑いたくなりますが、記述を読むかぎり超人的な力を手に入れていたようですが、こちらの事例も体を乗っ取られていたようです。

 

「そして,邪悪な天使に取りつかれた男がその人たちに飛び掛かり,次々に押さえ付けて打ち負かしたので,その人たちは傷を負って裸でその家から逃げていった。」-使徒19:16

邪悪な天使にとりつかれた人はコントロールされて他の人に危害を加える事例もあったようです。

 

どんな人がとりつかれるのか?

「すると,その地方のフェニキア人女性が来て,「主よ,ダビデの子よ,憐れみをお掛けください。娘が邪悪な天使に取りつかれ,ひどく苦しめられています」と叫んだ。 」-マタイ15:22

年若い女性が邪悪な天使にとりつかれた事例。フェニキア人の女性の娘。イスラエル人ではない外国人。

 

先にいくつか挙げた事例などを見ても国籍年齢性別関係なく悪霊はとりつく。

 

聖書中の悪霊退散の記述

「夕方になってから,人々は邪悪な天使に取りつかれた人を大勢連れてきた。イエスは邪悪な天使たちを言葉で追い出し,病気に苦しむ人全てを治した。」-マタイ8:16

イエスはアイテム不使用で悪霊を追い出す。

 

「イエスは12弟子を呼び寄せ,邪悪な天使に対する権威を与えた。それらを追い出し,あらゆる病気や不調を治すためである。」-マタイ10:1

イエスは他の人に悪霊退散する権威を与える能力者だった。

 

「その時イエスは,群衆が押し寄せてくるのに気付き,邪悪な天使を叱りつけて,「口と耳をふさぐ邪悪な天使よ,私は命じます。この子から出て,二度と入ってはなりません」と言った。  すると,邪悪な天使は叫び声を上げ,何度もけいれんを起こさせてから,出ていった。」-マルコ9:25,26

イエスまたしてもアイテム使用せず、口で命令するだけで悪霊退散成功

 

「すぐに,邪悪な天使に取りつかれた小さな娘を持つ女性が,イエスのことを聞き,やって来て足元にひれ伏した。この女性はギリシャ人でシリアのフェニキアで暮らしており,邪悪な天使を娘から追い出してくれるよう求め続けた。・・・・・・イエスは言った。「そこまで言うのであれば,分かりました。行きなさい。邪悪な天使はあなたの娘から出ていきました」。女性は家に帰っていき,幼い娘が寝床で横になっているのを見た。邪悪な天使はすでに出ていた。」-マルコ7:25-30

イエスはここでもアイテムなど使用せず。さらに、遠隔地の幼い娘にとりついていた悪霊を追い出す。目の前にいなくても悪霊退散可能な事例。

 

イエスが悪霊退散できた理由

「しかし,私が邪悪な天使を追い出すのが神の聖なる力によるのであれば,神の王国はもうあなた方の所に来ています。 」-マタイ12:28

「「家に帰り,神がしてくださった事を語り続けなさい」。男は去っていき,イエスがしてくれた事を町中で広めた。」-ルカ8:39

イエス自身神の聖なる力によって悪霊を追いう出していることを認めていた。自分が悪霊を追い出したにもかかわらず、それを神がしてくださったと述べることで、自分のパワーではなく神のパワーによることを語っていた。

 

悪霊たちがイエスを恐れた理由

「2人はわめいて,言った。「神の子よ,何をしに来たのですか。私たちを罰するために,定められた時よりも前に来たのですか」。 」-マタイ8:29

イエスのことを神の子として恐れていた。

 

「「ナザレ人イエス,何をしに来たのですか。私たちを滅ぼすのですか。あなたが誰かはよく分かっています。神の聖なる方です」。 」-マルコ1:24

イエスは神の聖なる方で悪霊を滅ぼす力を有していることを悪霊たちは知っていた。

 

「邪悪な天使たちでさえ,イエスを見るたびに,ひれ伏して「あなたは神の子です」と叫ぶのだった。 」-マルコ3:11

イエスを神の子として恐れた。

 

「そして大声で叫んで,言った。「至高の神の子イエス,何をしに来たのですか。私を罰しないことを神に懸けて誓ってください」。 」-マルコ5:7

 

悪霊退散の力を人に与えることができる

聖書の記述の中でイエスが弟子たちに悪霊を追い出す力を与える場面があります。

「イエスはこの12人に次の指示を与えて遣わした。・・・・ 病気の人を治し,死んだ人を生き返らせ,重い皮膚病の人を癒やし,邪悪な天使を追い出しなさい。ただで受けたのです。ただで与えなさい。」-マタイ10:5-8

「イエスは山に登り,自分が望む人たちを呼び寄せた。 そして12人を選び,使徒と呼んだ。自分に同行させ,伝道に遣わし, 邪悪な天使を追い出す権威を与えるためである。」-マルコ3:13-15

「それで12人は出掛け,悔い改めるようにと伝道した。そして多くの邪悪な天使を追い出し,大勢の病人に油を塗って治した。」-マルコ6:12,13

「70人が喜びながら帰ってきて,言った。「主よ,あなたの名を使うと,邪悪な天使も服従するのです」。 」-ルカ10:17

 

イエスの権威を使用すると他の人でも悪霊を追い出せた

「ヨハネがイエスに言った。「先生,ある人があなたの名を使って邪悪な天使を追い出していたので,私たちはやめさせようとしました。私たちの後に従っていないからです」。しかしイエスは言った。「やめさせようとしてはなりません。私の名によって強力な行いをしながら,すぐに私を悪く言える人はいないからです。 私たちに反対していない人は私たちに味方しているのです。 」-マルコ9:38-40

イエスと面識のない人で権威を授かっていない人でも、イエスの名(権威)をもって悪霊を追い出せた。

 

イエスの死後も弟子たちは邪悪な天使を追い出す力を保持していた。

「その祈りの場所に行く時のこと,邪悪な天使の力で占いをする召し使いの女性に出会った。その女性は運勢占いで主人たちに多くの利益をもたらしていた。この女性がパウロと私たちにずっと付いてきて,「この人たちは至高の神の奴隷で,救いの道を広めています」と叫び続けた。これが何日も続いた。ついにパウロはうんざりし,振り向いて邪悪な天使に言った。「イエス・キリストの名によって命じます。その人から出なさい」。すると,すぐさま出ていった。」-使徒16:16-18

 

イエスに従わない人、関係ない人、口先だけの信仰を表す人でも悪霊を追い出せる。

「その日には,多くの人が私に向かって『主よ,主よ,私たちはあなたの名によって預言し,あなたの名によって邪悪な天使たちを追い出し,あなたの名によって多くの強力な行いをしなかったでしょうか』と言います。その時,私ははっきり言います。『あなたたちのことは全く知りません。不法なことをする人たち,離れ去りなさい!』」-マタイ7:22,23

 

悪霊退散失敗の理由

「イエスが家に入ってから,弟子たちがそっと尋ねた。「なぜ私たちは追い出せなかったのでしょうか」。イエスは言った。「この種のものは,祈らなければ追い出せません」。」-マルコ9:28,29

弟子たちが悪霊退散失敗した理由をイエスに訪ねた時の返答は、「祈れ」これだけです。

 

「ところが,各地を旅して邪悪な天使を追い出すユダヤ人たちも,邪悪な天使に取りつかれた人たちに対して主イエスの名を使おうとし,「パウロが伝えるイエスによって厳粛に言い渡す」と言うのだった。ユダヤ人の祭司長であるスケワの7人の息子がそうしていた。しかし邪悪な天使がこう答えた。「イエスを知っているし,パウロもよく知っている。だが,おまえたちは何者だ」。 そして,邪悪な天使に取りつかれた男がその人たちに飛び掛かり,次々に押さえ付けて打ち負かしたので,その人たちは傷を負って裸でその家から逃げていった。 」-使徒19:13-16

イエスに従わない人でも悪霊を追い出した事例はあるのですが、時に悪霊のほうから反撃を食らうこともあるようです。

 

悪霊退散にはキラキラアイテムが必要 のか?

「神はパウロを通して,並外れた強力な行いをし続けた。 それで,パウロの手拭いや前掛けを病人に持っていくだけで,病気は治り,邪悪な天使たちは出ていった。 」-使徒19:12

こういう記述からキラキラアイテムはあるみたいなものが生まれたのかなと。

 

ただ、悪霊とのかかわりを断つ方法を聖書は以下のように述べています。

「ですから,神に従ってください。悪魔に立ち向かってください。そうすれば,悪魔は逃げ去ります。 」-ヤコブ4:7

神に従うことには何が含まれるのか?

「さて,罪深い欲望から出る行いは明らかです。それは,性的不道徳,汚れ,恥知らずな行い,偶像崇拝,心霊術,敵意,争い,嫉妬,激怒,不和,分裂,分派,ねたみ,酩酊,ばか騒ぎなどです。こうした事柄について私はすでに警告しましたが,あらためて警告します。こうした事柄を習慣にする人が神の王国を授けられることはありません。」-ガラテア5:19-21

 

悪霊退散と言って聖書を持ち出す人

お笑い番組撮影じゃないですかね。ただ、そういう商売もあるようなのですが、ここでそれらの商売に関して話すことはないですし、私自身そういう商売の人で知り合いは全くいません。それで誰かが心休まるならいいんやないですかね。当事者たちの自由です。

 

個人的には悪霊関連業者や悪霊を感じる方々と話をする機会はほぼないです。

 

天使および悪霊について聖書から知りたい場合は以下の資料をご参照ください。

霊の被造物 ― 人間にどんな影響を与えていますか